「遠州の小京都」森町。京都とのつながりは、景観だけでなく歴史・文化的関係性にもあります。
観光ボランティアガイド共に古都をめぐります。
ガイドと一緒に楽しく学ぶ、めぐる
地元ボランティアによるガイドでより詳しく森町を学び、めぐることができます。
1週間前までの事前予約制で、希望コースを伝えることも、またおすすめのコースを相談することもできます。
歴史や文化だけでなく、自然やまちなど広くガイドをしてくれます。
「遠州の小京都」の由縁となった賦
森町を流れる太田川にかかる橋・森川橋のたもとに建てられた石碑には、地理学者である志賀重昂(しがしげたか)によって詠まれた賦が刻まれています。
三方に連なる山々や帯のように町を流れる太田川、三味線や太鼓のお囃子が聞こえる様子などから、「まさに小京都である」と詠まれたことが始まりです。
森町を代表する銘菓「梅衣」の元祖
「梅衣」はもっちりとした求肥をシソの葉で包み蜜をかけた、森町のお菓子です。
明治時代に「梅衣」を考案した職人の直弟子が、大正時代初期に始めた和菓子店で、昔ながらの味と作り方を守り続ける老舗でもあります。
お店によって味わいが異なりますが、栄正堂はこしあんの甘みとシソの葉のちょうどよい塩気にファンも多く人気です。
甘い柿の代表「次郎柿」発祥の地
豊かな自然と温暖な気候に恵まれた森町は、町のいたるところに柿の木があり、次郎柿の名産地でもあります。「次郎柿原木」にも、秋にはオレンジに色づいた大きな柿がたわわに実ります
「甘柿の王様」と言われるほど甘い次郎柿は、10~12月が旬です。町の直売所でも販売されているので、お土産におすすめです。
個性と風味豊かなお山のお茶
森町で4代続く老舗茶商店。色とりどりのパッケージが可愛らしい、「山間の銘茶三種セット」は、森町と浜松市天竜区春野町の山間の銘茶を丹精込めて仕上げた逸品です。
渋みと甘みの濃い三倉のお茶、しっかりとした味で渋みのある杉のお茶、穏やかな甘みのある越木平のお茶のセットで、飲み比べがおすすめです。
桃山時代の特色が残る、歴史ある神社
造営された年は不明ですが、森町に飯田荘(白河・鳥羽・後白河三代上皇が荘園を認めた地)が置かれたころからあると言われている、歴史ある神社です。
文明19年に奉納された鰐口(わにぐち)という、仏具の一部は、静岡県の文化財に指定されています。本殿の左右にある脇社には桃山時代の特色が残る立派な彫刻が彫られています。
京都・祇園祭ゆかりの「お舞」が有名
京都の八坂神社と同じ、素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀っており、太田川流域にある疫病よけの夏祭りを行う神社でもあります。
7月中旬に行われる山名神社天王祭舞楽は、国指定重要無形民俗文化財に指定されており、地元では「お舞」と呼ばれています。屋台の引き回しも行われ、にぎやかな雰囲気を楽しむことができます。
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